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モリスファン必見!苺泥棒の鳥が愛される理由!

2016年11月28日

ウィリアムモリス 苺泥棒 ツグミ

ウィリアムモリスの作品で特に人気の高い柄が「苺泥棒」です。ウィリアムモリスの事を知らない人でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

 

人気の理由はやはり構図や色の美しさはもちろんですが、やはり可愛らしい鳥(ツグミ)が人気の理由ではないでしょうか。

 

この柄は、モリスが育てていた庭の苺をツグミが食べていた愛らしい様子に魅了され表現したと言われています。

私としては、手塩に掛けて育てた苺を、おいしく食べようと思っていた苺を、どこから来たか分からない野鳥につつかれて「まぁ、可愛い」だなんてとても思えないと思うのですが…。

 

少し気になりましたので、「ツグミ」について調べてみました。

どうやら、ヨーロッパで生息するツグミは「ヨーロッパコマドリ」という名前のようでした。この鳥は体長12.5~14㎝と小さくとても可愛らしい鳥のようです。

警戒心の強い鳥のようですが、イギリスだけは違うようで、人家近くの林に生息し、畑仕事などで土を掘ると餌を探す為に近づいてくるようです。その手を止めて休憩すると、先ほどまで使用していたシャベルの取っ手に止まったりするそうです。

イギリスではとても愛されている野鳥のようで、正式に制定されてはいませんが、国鳥とされているようです。

 

モリスもきっと、その人懐っこい可愛らしいツグミであれば育てた苺の1つや2つ、食べさせてあげてもいいかなという感じだったのでしょうか?

そのモリスの優しい気持ちが作品に表現され、私たちもその作品に魅了されているのではないでしょうか。

 

そう考えると「苺泥棒」という作品名も、とても可愛らしいネーミングだと思いませんか?

この柄を使ったステーショナリーが多数ございますので、気になる方は是非ご覧いただければと思います。

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